この川の岸辺に腰を下ろすように、会期中、たくさんの皆様が訪れては、「銀花」を手にとり、読み、味わって、愉しく語らっていってくださいました。 「銀花」の文字を作ってきた人たち、「銀花」の記事を作ってきた人たち、「銀花」に作品や文章を寄せた人たち、「銀花」を愛読してきた人たち、そしてこの展覧会ではじめて「銀花」と出会った人たち……。 ほんの一部ではありますが、そのスナップを何枚かご紹介して最後のご報告といたします。 文化出版局からお預かりしたバックナンバーを取りそろえながらも、次々に完売が出てしまったことは、申し訳なく、また思いがけないことでもありました。 季刊「銀花」40年の底力を知った思いです。 ホールの入り口から「銀花」の表紙づくしという会場構成。 各1年4冊ごとに表紙のスタイルが変わっていきました。その数161。 40年前の表紙が今も斬新です。 秩(ちつ)に入れた「銀花」特装本も グランドピアノの上で 展示販売されました。(左下) 小さな楽屋にも「銀花」がずらり。(右下) 右は「銀花」元編集長の田原さん、 左はフリー編集者の成合さん。 #
by hazukihallhouse
| 2010-06-03 18:58
| *展覧会のごあんない
・「銀花」終刊号にいたるまで、四半世紀にわたってエッセイを連載されてきた、高田宏さん。右は奥さま。
・文化出版局「ハイファッション」元編集長で、出版局雑誌部長もつとめられた、田口淑子さん(中央)。 ・岡山市にある、[GALLERY ONO]のオーナー、小野善平さん。かつて西荻窪にお住まいだったとか。 ・眼鏡をかけて表紙をじっくりご覧になるのは、ギャラリー千雅堂オーナー、本名信作さん。 ・天窓の下で気持ちよくピアノを弾く、寿里さん母子。左下は、上智大学で哲学をまなぶ菅家智代さん。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・左上は会期中、何度も熱心に観賞していって下さった方。右上は、ガラス作家・松島巌さんのご長男・一郎さん。 ・善福寺公園に向けてホールの大窓をフルオープン。新緑の森。五月の風。気持ちいい~、の声があちこちで。 ・看板犬ぽちたも16歳の高齢ながら時折り登場、がんばりました。 #
by hazukihallhouse
| 2010-06-03 17:39
| *展覧会のごあんない
竹澤嘉明リサイタル with 岩河智子(構成・作曲・編曲・ピアノ) 限定50席 全席指定 5,000円 (お飲みもの付き) 2010年 8月20日(金)21日(土)22日(日) 全3回公演 於 葉月ホールハウス 詳細は後日ご報告いたします。 お申し込み・お問い合わせは 葉月ホールハウスまで #
by hazukihallhouse
| 2010-06-03 12:23
| *音楽会のごあんない
1970年の季刊「銀花」創刊以来、すべての表紙デザインに絶大な力を尽くされた、日本を代表するグラフィックデザイナー杉浦康平さんが、5月15日の土曜日の昼下がり、お忙しい合間をぬっていらしてくださいました。
すがすがしく美しい161通りの表紙の前で、「銀花」の幸福な40年間を物語る、またとない一枚となりました…! 「静止した無表情な瞬間でなく、動的な揺らめく時空を、生き生きとした表情を生みつづけること、これが『銀花』の表紙の主題であった」…と、杉浦さんは「銀花」への思考と試行について、ご自身の思いを綴られています。その思いをかみしめるように、1号1号、表紙のたたずまいを見て回られる杉浦さん。奥さまの加賀谷祥子さん(下の写真、右はじ)、「杉浦康平プラスアイズ」スタッフの新保韻香さん(上の写真、左はじ)、青戸美代子さん(「銀花」最後の編集長。上の写真、杉浦さんの左隣り)、そして教え子のみなさん方を交えて往時の思い出話にも花が咲き、季刊「銀花」の軌跡展にふさわしい、馥郁たる時間が流れていきました。 杉浦康平さん同様、すべての「銀花」に比類のない力を発揮された方に、写真家の小林庸浩(つねひろ)さんがいらっしゃいます。 小林さんは、土曜日の朝、おひとりで、開けたばかりのホールに入っていらっしゃいました。 ひょうひょうとした身のこなしに、それが「銀花」を支えた熟達の写真家・小林庸浩さんであると気づくまでに時間がかかり、お姿の写真を撮りそびれました。写真家に携帯カメラを向けるというのも勇気のいることではあります。 というわけで、小林さんの手になる、「銀花」のきわだつ美しさの一枚を以下に。「銀花」表紙づくしの絶景です。 #
by hazukihallhouse
| 2010-05-26 11:03
| *展覧会のごあんない
~その1~
季刊「銀花」最後の編集長・青戸美代子さんが、この日の朗読劇が生まれるまでのいきさつを、 満場のお客さまに向けて語ります。きっかけは、演出家からの一本の電話だったと…。 そして7人の俳優たちが登場、"手"という文字を大きく墨で描いて… 「"手"をめぐる四百字」…。この一冊に収められた、 手書きの掌編をもとに創作した朗読劇~[掌(てのひら)の宇宙]~の始まりです。 #
by hazukihallhouse
| 2010-05-26 10:59
| *展覧会のごあんない
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