ヴィブラフォン奏者のHitomi* さんは、これまでにも何度かカラフルであたたかい音楽会をしてくださっている大切な演奏家です。今回は、サン=テグジュベリの名作『夜間飛行』を、自身の作曲と演奏、そして共演者とのアンサンブルによるパフォーマンスとして独自に脚色、天空で繰り広げられる生と死のはざまの物語の深淵に、私たちを連れて行ってくれました。闇に点在するように揺れる光は、アート教室アルティキッズのこどもたちが星への願いを込めて制作した愛らしいオーナメントたち。
![2025 ヴィブラフォン奏者 Hitomi* さん[ conte de fées『夜間飛行』]終了しました!_e0151902_10525060.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202512/29/02/e0151902_10525060.jpg)
ヴィブラフォンの音色を知り尽くしたHitomi*さんの曲は、それはもう異次元の美しさで揺らめくように響くので、室内はいっきに幻想的な夜の世界に。
![2025 ヴィブラフォン奏者 Hitomi* さん[ conte de fées『夜間飛行』]終了しました!_e0151902_10485127.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202512/29/02/e0151902_10485127.jpg)
はかなさも揺るぎのなさも、からだごと抱きしめるようにコントラバスを深々と弾く、吉武健次さん。
![2025 ヴィブラフォン奏者 Hitomi* さん[ conte de fées『夜間飛行』]終了しました!_e0151902_11035686.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202512/29/02/e0151902_11035686.jpg)
遠いどこかへ届けるように聴こえてくるのは、倉井夏樹さんのハーモニカ。その多彩な音づくりと表現力には驚嘆しました!
![2025 ヴィブラフォン奏者 Hitomi* さん[ conte de fées『夜間飛行』]終了しました!_e0151902_11124610.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202512/29/02/e0151902_11124610.jpg)
そして、凛とした女神さまのように室内をめぐり、あざやかにドラマを物語ったのは、俳優の辻しのぶさん。その美しい姿を正面から撮れなかったのが悔やまれます。。が、昼夜2回の公演は大成功でしたね。フランス語でおとぎ話を意味するという[conte de fées]という名のインスタレーション・プロジェクトは今回で5度目ということでしたが、これはセンスあるHitomi*さんをインスパイアしてやまないライフワークとなるのでしょう。ヴィブラフォン奏者だからこそ実現できる企画の魅力をこのたびはあらためて実感しました。
長丁場の公演を終えたHitomi*さんには、ヴィブラフォンと空間装飾の撤収作業が待っていました。共演のみなさんたちは時間の都合でひと足先に西荻窪の打ち上げ会場に。華奢なHitomi*さんが冬の夜、大窓を開けて力仕事に励む姿もまたこの日の印象的なひとこまでした。次作を楽しみにしています! そしてお客さま、共演のみなさま、お手伝いくださったみなさま、ありがとうございました!
![2025 ヴィブラフォン奏者 Hitomi* さん[ conte de fées『夜間飛行』]終了しました!_e0151902_12443041.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202512/29/02/e0151902_12443041.jpg)