12月。ヴァイオリン愛好家の清水澄江さんとそのお仲間たちによる演奏会が、もう三度目を迎えました。演奏会の名はRimoconte。 反対から読むと、てんこ盛り。清水さんのお茶目なセンスに引き寄せられるように、今年も各分野でご活躍のみなさんが集合しました!

終演後、お花を手にピースサインの清水さん。右隣りは外科医の落合博子先生で、森林セラビーがもたらす効果について明解なレクチャーをしてくださいました。後列右からは、宮沢賢治を丁寧に朗読なさった宮武真紀子さん、落合先生の妹さんで琴演奏家の佐藤康子さん、清水さんが弾くベートーヴェン/ロマンス2番をピアノで支えた上原那菜世さん、司会進行その他、縁の下の力持ちの古瀬典子さん、そして清水さんの学びの師匠、ヴィオラ奏者の河合晃太さんは、ヘンデルのパッサカリアを清水さんとのデュオで聴かせてくださいました。前列左のお二人は、愛らしい絵画で今年も室内をいっぱいにしてくれた松田容子さんご夫妻、前列右は奈良からいらしたオーガニックお茶農家のお二人です!

琴演奏家の佐藤康子さんと一緒に「春の海」を奏でる清水さん。この日を迎えるまでの練習中に清水さんが流した涙の尊さを佐藤さんがやさしく語られる場面もあり、音楽に捧げる清水さんの気持ちの深さをあらためて思い知りました。この後、自作曲「天花」をソロで演奏された佐藤康子さん。それは室内がどよめくほどの現代音楽の名演で、お琴のおおらかな可能性に引き込まれました。

演奏会の準備の時からずっと共にある清水さんと古瀬さん。信頼し合い、補い合って演奏会に臨むお二人には、いつも多くのことを教えられます。

古瀬さんのお嬢さんの松田容子さんがこの日の朝に仕上げたばかりという作品に、古瀬さんと清水さんに似た女の子が描かれているように見えたのは私だけでしょうか。

お客さま全員との集合写真は、こんなふうになりました。。室内に熱気が満ちていたとしても、このモヤがかかった感じがすごすぎるのは何故だろう。松田さんのご主人に伺ってみると、スマホのレンズの曇りかも、と。そういえば少し前、日本海の砂浜にスマホを落とし忘れたことを思い出しました。スマホについては善処します。申し訳ありません。みなさま、ありがとうございました!