⑨ 2021 戸次祥子個展 shoko bekki solo exhibition ［ 鉱物と稜線 ］終了しました！

戸次祥子さんのポエジーの魅力に惹かれた一人に、思潮社編集部の藤井一乃さんがいます。詩集「森がたり」の装画にも戸次さんのコラージュを起用、個展最終日には作者の進藤ひろこさんとご来廊下さいました。進藤さんの第一詩集は30年ほど前の刊行でしたが、かつて編集業をしていた葉月ホールハウス管理人が、その時わずかなお手伝いをさせていただいたご縁の記憶が、この新詩集によってよみがえりました。


会期を決めて行なう展覧会もライブには違いなく、不思議な巡り合わせはこれまでに何度も。戸次さんにも今展ではそんな出来事がありましたね。


困難な時期にもかかわらず思いのほか多くの方が来場され、ひたと作品と向き合って作家の思いを受け取られ、おかげさまで変奏者シリーズは完売しました。


同作家の作品であることへの驚きと、美しく緻密な小世界への驚き。感嘆の声が何度も聞かれた戸次さんの木口木版画。ずっと見つめていきたいです。戸次さん、みなさま、ありがとうございました！