すがすがしい秋気に満ちた2012年10月最後の週末となりました。
ロビー入口、宮嶋淳子さんの木版画でお迎えした版画三人展も、きょうと明日で最後の週末を迎えます。 たくさんのお客さまが連日おはこびくださって、宮嶋淳子さんの娘さんたちも、毎日元気に通ってきてくれました。 すっかりなじんでくれたようすの仲良し姉妹は、きょうは奥の控え室で、おにぎりと焼き芋と棒茶のランチです。 ふたりの弟、6月に生まれたばかりの赤ちゃんも、宮嶋さんのすっぽり抱っこで、連日、よい子で過ごしてくれました! 宮嶋さんの木版画の、名づけようのない深いぬくもりは、こんなに可愛い三人との優しい時間のたまものでしょうか。 真田ふさえさんと、新作メゾチント「寒雀」「灯蛾」など。その黒の、黒の深さに引き込まれます。 思索の果ての凛としたたたずまいは、宮嶋さんたちを見守る真田さんそのもののようですね。 仕事場のご友人とほほ笑む東影美紀子さん(左)の作品もまた魅力的で人気です。 ヘイターと呼ばれる一版多色刷りの銅版画で、東影さんの緻密な感受性の結実です。 東影さんの内なる時間の堆積を見つめているような、そんな気持ちになって落ち着きます。
by hazukihallhouse
| 2012-10-27 15:30
| *展覧会のごあんない
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