「伊藤比呂美を大いに語る」当日。
人と本と言葉が結集、ホールはすさまじい熱気です。 Ⅰ部のシンポジウムが始まると、お客さまに少しでもよいお席を、と、 すすんでスタッフ席にお座りになった伊藤比呂美さん(手前右はじ)。 ひとたび舞台に立たれると、その存在感は圧倒的です。 出演者全員がステージで見守るかたちで、それぞれの朗読の時間がはじまりました。 会場の狭さに恐縮していると、カジュアルにやればいいよ!能みたいでいいよ!と、 伊藤さんが励ますように言ってくださったのでした。 伊藤比呂美さんの詩と自作をえらんで、声にして読んで表現します。 出来たてほやほやの『現代詩文庫・続伊藤比呂美詩集』に、 解説「牙の人」を寄せていらっしゃる新井高子さん(下左)。 シンポジウムは新井さんの司会にみちびかれ、以下4人の詩人のみなさんがパネリストになりました。 田中庸介さん(上右)。水無田気流さん(下左)。蜂飼耳さん(下右)。 文月悠光さん。見つめる伊藤比呂美さん。 そして、三角みづ紀さん、清水あすかさん、河野聡子さん、カニエ・ナハさん、小野絵里華さん、大崎清夏さん、 長谷部裕嗣さんたちも、伊藤比呂美さんの詩と自身の詩を、伊藤さんに捧げるようにそれぞれに朗読。 日も落ちかけたころ、伊藤比呂美さんがすっくと立って、朗読と、詩をめぐるお話をはじめられました。 伊藤さんと同年代で『青梅』からのファンである葉月ホールハウス管理人は感無量。いろんなことを考えました。 伊藤さん、出演のみなさん、ご来場のみなさん、夏の日に、遠くまで、小さなところへ、ありがとうございました。 そして思潮社のみなさん、すばらしい企画に感謝します。この会の、現代詩手帖への収録も、楽しみにしています。
by hazukihallhouse
| 2011-08-01 13:58
| *詩の会のごあんない
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