さくましんいちろうさんの、水彩画展が、ぶじ終了しました。
奥さまの、さくまゆかさんを中央に囲んで、 最終日に集まったお仲間のみなさんで、記念写真を撮りました。 大学時代、美術部をとおして さくましんいちろうさんと親しくなられたというみなさんは、 デザイン、陶芸、建築、文学…と、それぞれの世界でご活躍中です。 ![]() ちいさなお客さまも見えました。 ![]() もっと小さなお客さまも、お母さんに抱っこされて。 ![]() さくましんいちろうさんは、 ポルシェセンター京都のグリーティングカードも手掛けていらっしゃいました。 さくまさんには大変お世話になったんです、と、ポルシェセンター京都の社長さんが、 原画(右上)とお花を贈ってくださいました。 ![]() 会期中の、とても暑い、ある一日、 夕方からの、さくましんいちろうさんの、しのぶ会を、めざして、 芸大院時代の恩師の先生をはじめ、 60人もの方々が、葉月ホールハウスにお集まりになりました。 会場は大変な熱気です。汗だくです。 なかなか空調がいきわたらず、申し訳ない気持ちでいっぱいで、 奥さまのさくまゆかさんにお詫びを申し上げました。するとゆかさんは、 しんいちろうさんが新潟生まれにもかかわらず、暑さにはとてもお強かったことを、 繰り返しおっしゃってくださいました。そして、冷えるよりはずっといいです、とも。 ゆかさん、ありがとうございました。 天窓をあけて夜風を入れると、しんいちろうさんの絵が、ゆらゆら揺れて、 見守っています、と合図をくださっているようでした。 一夜あけて、しずかな朝の風景です(下)。 天窓の下で揺れていた作品は、「東寺弘法市」。 古来の建築物と現代の人々との交わりが描かれた、 やわらかな、あたたかい、水彩画です。 ![]() 駅からは少し遠い不便はありながら、 独特のぬくもりを生み出すひかり感と空気感を持つ葉月ホールハウス。 「建築家でもあったさくまなら、この雰囲気をきっと気に入ってくれるはず」、 そんなご友人たちの気持ちがみのって、今回の展示が実現しました。 さくましんいちろうさんが旅立たれて4カ月あまり。 まだ追悼展とは名づけられない、展覧会の始まりでした。 以下からの写真は、ご友人のひとりでもある、写真家の當麻妙さんが撮ってくださいました。 ![]() 道ゆくひとたちも足を止めて、繊細な水彩画に見入っていかれます。 ![]() ロビーでは、招きねこ、がお出迎え。 ![]() 愛した京都のまちなみに、建築家としての観察眼と、優しい思いをそそがれた、さくまさん。 ![]() 雪の金閣寺も、さくまさんに描かれると、あたたかそう。 ![]() 春夏秋冬をへめぐる祗園六景には、ちいさな猫の愛らしい姿が、かならずどこかに。 さくまさんの水彩画は、絵はがきとなって、これからもたくさんの人に受け継がれてゆきます。 さくまさん、ありがとうございました。 ![]()
by hazukihallhouse
| 2010-09-28 16:57
| *展覧会のごあんない
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