4月29日のオープンを前に、文化出版局のみなさんが、真剣なまなざしと手さばきで、展示作業に入ります。
左に見える額の中身は、 「銀花」の人気連載だった「゛手゜をめぐる四百字」に掲載された肉筆原稿。 永六輔さん、加島祥造さん、田辺聖子さん、志村ふくみさん、筑紫哲也さん、石牟礼道子さん…、 手書き文字がもたらす、書き手の心模様や息づかいが、ホールに立ち込めていくようです…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「銀花」最後の編集長の青戸美代子さんが電話で打ち合わせ中。 終刊号で特集して反響を呼んだ新潟在住の版画家、式場庶謳子さんの大作も、 今回、青戸さんの熱意のおかげで特別に搬入されました。 展覧できる機会の少ない式場さんの作品です。 それが6点も展示させていただけることになりました。ほんとうにありがとうございます。 青戸さんのうしろにあるのは、 「温かく絶対的なるもの=母」と子を描いた「何が見える?」という題名の作品。 「銀花」最終号の記事とあわせて、ぜひともご覧になってください。 80歳を超えた作家の奥深くダイナミックなエネルギーに圧倒されます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 作業終了。残った四人で記念撮影。 左はじは青戸さん。 「銀花」40年、161冊の「銀花」を手に取って、「銀花」の幸せな歩みを辿っていただけたら…、 「銀花」の大切にした心を感じ取っていただけたら…とおっしゃいます。 右はじは、元「銀花」編集長の田原秀子さん。 展覧会初日のあとに行われる元NHKアナウンサー山根基世さんの朗読会を 企画立案してくださいました。 おかげさまで当日は限定40人を超えたお客さまがお見えくださる予定です。 中央のお二人は、文化出版局・雑誌課の、三橋慶子さん(右)と信太萌さん。 杉浦康平氏デザインの表紙パネル全161冊ぶんを、 壁いっぱいに、あざやかに展示してくださいました。壮観です。 詳しくはまたご報告いたします。では会場でお会いしましょう…! 会期は4月29日から5月16日まで。10日から14日は休廊です。
by hazukihallhouse
| 2010-04-29 01:27
| *展覧会のごあんない
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