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①[吉原幸子草稿展]のごあんない

2013年6月21日(金)から始まる[吉原幸子草稿展]のDM(右)を思潮社の藤井さんが届けてくださいました。
美しい詩人が世を去って10年。その詩の魅力は今なお鮮烈です。
私家版『吉原幸子草稿集』(左)をつくられたご子息の純さんを中心に、さまざまな企画が準備されています。
詳細は葉月ホールハウスHPへ→click!
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by hazukihallhouse | 2013-05-31 13:25 | *詩の会のごあんない

②谷川俊太郎さん、八木幹夫さん、辻憲さんギャラリートークのご報告[撮影=深堀瑞穂]

谷川俊太郎さん(中央)をはじめてのゲストにお迎えしてはじまった[続続・辻征夫の肖像]。
辻征夫さんの詩はエレガントであったと谷川さんは語られました。そして純度が高かったとも。
この日の座談会も、それはエレガントで純度の高い、またとない詩の時間となりました。
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はじまりは「野菜畑のソクラテス」などで知られる詩人の八木幹夫さん(右)の『余白の時間──辻征夫さんの思い出』でした。鈴木創さん(右中)のシマウマ書房が昨秋限定出版。戸次祥子さん(右下)の葉っぱのコラージュで装幀されたシックでコンパクトなこの本はしずかな話題を呼び、「ありがとう。胸が熱くなりました。あらためて辻さんの人柄と詩に。そして八木さんの間然するところのない辻さんの描き方に」という谷川俊太郎さんのことばがあらたに帯文として添えられました。

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この日の構成は八木幹夫さんが綿密に準備され、辻征夫さんが自作を朗読されている肉声もCDから流れました。地の底から響いてくるようなその調べ。特に「電車と霙の雑木林」には胸が震えました。音源は谷川俊太郎さんがアメリカ人出版者と共に作られた「日本現代詩の六人」。俊太郎さん、辻征夫さん、そして永瀬清子さん、石垣りんさん、まどみちおさん、伊藤比呂美さん、それぞれの詩作品と、自声による朗読と英訳が盛り込まれた、すばらしいブックレットです。

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「辻征夫の肖像」をテーマに語られたこの日のことばのさまざまは、この一枚の写真にも刻まれてはいないでしょうか。
そのポエジー、その飄々、ユーモア、抒情、苦み、哀しみ…。今から16年前の1997年に前橋文学館で開催された、第4回萩原朔太郎賞受賞記念の辻征夫展のポスターです。亡くなられる3年前の、辻征夫さんの肖像です。
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辻征夫さんの「まつおかさんの家」に六歳の弟として登場する辻憲さん(左)デッサン展は、この日が最終日で、俊太郎さんもゆっくり作品を見ていってくださいました。俊太郎さんの息子さんで作曲家の谷川賢作さん、新刊の『せんはうたう』でご一緒なさった美術家の望月通陽さん。おふたりとは音楽会や展覧会でご縁がある葉月ホールハウスです。そんなせいか「はじめてきた気がしません」と俊太郎さんはこの日みなさんに語ってくださいました。

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辻征夫さんの「突然の別れの日に」と共鳴するような俊太郎さんの作品に、ぼくもういきゃなきゃなんない、ではじまる「さようなら」があります。それに賢作さんがえもいわれぬせつないピアノメロディをつけ、まこりんさんの歌、大坪寛彦さんのリコーダーで一昨年の葉月ホールハウスでも奏でられ(左=現代詩を歌うバンドDiVa)、この日もCDで俊太郎さんが私たちに聴かせてくださいました。聴き入りました。「ぐっときますね」と八木幹夫さん。ほんとうに。。

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そしてサイン会も終わり、最後に残ったお客さまたちと記念の一枚。
みなさま、ありがとうございました!
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by hazukihallhouse | 2013-05-22 18:54 | *詩の会のごあんない

①谷川俊太郎さん、八木幹夫さん、辻憲さんギャラリートーク、ぶじ終了しました!

中央で頬杖をつくのは谷川俊太郎さん。その右に八木幹夫さん。
おふたりの詩人をお迎えしてはじまった辻憲さんデッサン展ギャラリートーク。
辻征夫さんの詩の魅力のそのひみつを、親しかったおふたりが、解き明かしてゆくのです。
みなで耳を澄ませました。すばらしい詩の時間。エレガントでした。
みなさまありがとうございました。後日、深堀瑞穂さんの写真でまたご報告させていただきます。
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by hazukihallhouse | 2013-05-19 20:37 | *詩の会のごあんない

谷川恵さんとせんはうたう

この春に「ゆめある舎」を立ち上げた谷川恵(たにかわ・めぐみ)さんが、先月出来たばかりのそれはそれは素敵な本の束を自転車にのせ、杉並の東から善福寺川をさかのぼるようにペダルをこいで、辻憲さんデッサン展にやってきてくださいました。辻憲さんと並んで手に持つのが、「ゆめある舎」のはじめての本、『せんはうたう』です。
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谷川俊太郎さん・詩。望月通陽さん・絵。大西隆介さん・装幀。美篶堂さん・製本。。夢のような詩画集です。
ちいさな白い函のなかに、フランス装のふくらみのある頁が、24の絵とことばをのせて、おさめられています。
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望月通陽さんの絵も、谷川俊太郎さんの詩のひらがなも、ほんとうに、しぜんな線が、気持ちよく歌っているようですね。谷川恵さんの本づくりへの気持ちがつまった「ゆめある舎」の〈制作日誌〉をぜひご覧ください。ここちよい本が誕生するまでの軌跡と奇跡がよくわかります。⇒click! 『せんはうたう』は現在、葉月ホールハウスにてお求めいただけます。
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本のあとがきに望月通陽さんが書いていらっしゃるのでした。「絵が詩に洗われて、その清々しいことと言ったら」と。
4年前、望月通陽さんにロゴデザインをお願いした葉月ホールハウス管理人も、同じ気持ちを望月通陽さんに捧げたい気持ちです。「場が絵に洗われて、その清々しいことと言ったら」。。

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by hazukihallhouse | 2013-05-16 17:10 | *展覧会のごあんない

井川博年さん、中上哲夫さん、辻憲さん、ギャラリートークのご報告

詩人の井川博年さん(右)と中上哲夫さん(中央)をお迎えして、画家・辻憲さん(左)のお兄さん、辻征夫さんをめぐるギャラリートークが始まりました。親しく交わった詩友としてのお二人が繰り出す辻征夫さんとの若き日のエピソードは次から次へと尽きることなくはずみます。「こたつに入ってしゃべっているみたいになってきたねえ(笑)」と辻憲さん。
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思潮社の現代詩文庫に載る辻征夫さんの若き日の肖像。その詩の魅力はもちろんのこと、高潔で優しく、ユーモアのあるお人柄に多くの人が心を奪われ、今もこうして、尊敬と愛情の念をもって語られつづけ、私たちの胸を打ちます。
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不思議な何かをひょいと見つけてしまう目と心が辻征夫さんにはあったといいます。
弟・辻憲さんの絵のもとに集う、親しい人たちによるこのひとこまを、天窓の上のどこかから、ひょいと見つけてくれていたりして。。。
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最後までいらしたみなさまで記念の一枚を撮りました。雨のなか、みなさまありがとうございました。
左はじは詩人の八木幹夫さん。来週5月19日()に、詩人の谷川俊太郎さんと辻憲さんと共に、辻征夫さんをめぐるギャラリートーク第2回目「余白の時間」にご出演くださいます。申し訳ございませんがお席は完売しております。
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by hazukihallhouse | 2013-05-11 19:25 | *詩の会のごあんない

2013・辻憲さんデッサン展が始まっています。

デッサン、クロッキー、アクリル、メゾチント。
さまざまな技法による作品がカジュアルに展示され、
葉月ホールハウスは画家・辻憲(つじ・けん)さんのアトリエのようなおもむきになってきました。
朝仕上げたという作品をかろやかに携えて日々自転車と電車とバスで通ってきてくださる辻憲さんです。
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裸婦クロッキーの純粋な線と骨格、自由自在なアクリル画、メゾチントの深い静けさ、、、
辻憲さんの多様な作品世界を、お客さまたちがゆっくりと味わっていかれています。
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あさって5月11日は辻憲さんのお兄さん、詩人の辻征夫さんをめぐる詩のトークイベント第1回目<遊んだ時間>です。
辻憲さんの船の絵で装幀された井川博年さんの詩集『そして、船は行く』は山本健吉文学賞受賞作品。
中上哲夫さんの新詩集『ジャズ・エイジ』は詩歌文学館賞を受賞されたばかりです。
辻征夫さんという心優しき偉大な詩人との若き日の記憶を、おふたりの詩人が辻憲さんの絵のなかで語ってくださいます!
詳細はこちらへ⇒
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by hazukihallhouse | 2013-05-09 19:04 | *展覧会のごあんない

2013・辻憲デッサン展ギャラリートーク2日目は定員に達しました。

2013年5月19日()開催の、辻憲デッサン展ギャラリートーク【続続 辻征夫の肖像】2日目、
[余白の時間~谷川俊太郎+八木幹夫+辻憲]は定員に達しました。ありがとうございました。
1日目[遊んだ時間~井川博年+中上哲夫+辻憲]には残席がございます。お待ちしております。
詳細⇒click!

写真は詩人・八木幹夫さんの著作『余白の時間~辻征夫さんの思い出』。
詩人同士という枠を超えて親交した辻征夫さんとの個人的なエピソードや辻さんの詩への解釈など、
八木さんならではの思いと記録に満ちた一冊です。(発行=シマウマ書房。装幀=戸次祥子さん)
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by hazukihallhouse | 2013-05-03 16:39 | *詩の会のごあんない