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松下育男さんと現代詩手帖

思潮社の藤井さんが、できあがったばかりの現代詩手帖2月号を、送ってきてくださいました。
なかには、昨年11月におこなわれた「まどさんおめでとう むさしのぽえむフェスティバル」で、
松下育男さんが、まど・みちおさんの詩の魅力について語られた講演が、収録されています。

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会場となった葉月ホールハウスには、
まどさんが100歳の時にみずから描かれた絵をはじめとして、
企画の白井明大さんの呼びかけに応じた多方面の作家たちによる作品が、
まどさんの詩をテーマに制作、展示されました。

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そして松下さんご自身の詩も、手書き原稿のかたちで、こんなふうに、発表されました。

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あたりまえのことを
         ───まどさんに

勇気がないので
僕はあたりまえのことを あたりまえに
詩に書くことができません
でも まどさんは
平気であたりまえのことを あたりまえだと
詩に書きます
すると あたりまえのことが
ぜんぜんあたりまえでは
なくなっているのです
そんな詩を読んだひとたちは
みんなびっくりして 息をのんでしまうし
そしてたぶん
あたりまえに詩に書かれた「あたりまえ」は
目をとじて
まどさんに感謝しているのです

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by hazukihallhouse | 2011-01-28 15:31 | *詩の会のごあんない

川岸富士男さんの椿絵展 (2011・1・8~1・16)



「寿ぎの椿絵展」最終日。
ちいさな月が、冬木立の向こうから見ています。

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椿のトランプ、椿の掛け軸、椿の切手…。
ひたすらに描かれた椿の花が、新春の葉月ホールハウスに咲きました。

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墨と水彩で、あらゆる植物を描きつづける川岸富士男さんにとって、椿は、その原点ともいえる花。

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多くのお客さまがお運びくださり、川岸さんとのおしゃべりもにぎやかにはずみました。

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次回は紫陽花の季節の個展に向けて、川岸さんの花準備が始まります。お楽しみに。

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by hazukihallhouse | 2011-01-19 12:29 | *展覧会のごあんない

2011年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

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葉月ホールハウスは、おかげさまで二度目の新年を迎えることができました。

初春にふさわしい展覧会、川岸富士男さんの【寿ぎの椿絵展】にて、お待ちしております。
1月8日(土)~16日()まで。11日(火)、12日(水)は休廊となります。


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昨年は、たくさんのみなさまが葉月ホールハウスにおいでくださいました。

11月からは、ことににぎやかでした。

11月に101歳のお誕生日を迎えられた、詩人のまど・みちおさん。
そのお祝いの展覧会が、まどさんが100歳の時に描かれた二枚の絵から、はじまりました。

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詩人のぱくきょんみさん(中央)、

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詩人の金井雄二さん(左から三人目) 、

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デザイナーのセキユリヲさん(奥)、絵本作家の齋藤槙さん(左)、
陶芸家の須藤拓也さん(中央)、詩人の白井明大さん(右)、

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そして、まどさんの詩をうたい奏でてくださったDiVaのみなさん、
(左から、大坪寛彦さん、高瀬"makoring"麻里子さん、谷川賢作さん)

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さらに、
詩人の松下育男さん、大橋政人さん、小池昌代さん、廿楽順治さん、峯澤典子さん、さいとういんこさん、
歌人の東直子さん、雪舟えまさん、イラストレータの有賀一広さん、KYOTAROさん、
デザイナーの大崎善治さん、清水徹さん、辻祥江さん、ますだたみさん、料理家のワタナベマキさん、
写真家のシミズアキさん、當麻妙さん、織物作家の城達也さん、斉藤田鶴子さん…、
そして展覧会の題字を描いてくださった、望月通陽さん。

多方面の作家たちが、まどさんの詩をテーマに、まどさんへの感謝と尊敬を込めて、
それぞれの作品を制作、発表してくださいました。
企画のすべては、musa-ogi poiet (下の写真、左と中央のお二人)によるものでした。

編集者の成合明子さん(右)に抱かれているのは、葉月ホールハウスの住人ぽちた。
ぽちたは、この日の4日後に、17歳の大往生をとげました。

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2日後には、葉月リリカルコンサートⅢ~おとなのためのなつかしいうた~がはじまりました。
市川和彦さんと岩河智子さんによる、息の合った音楽会です。

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そして12月。
詩人の松下育男さんの「詩の書き方教室1」がひらかれました。
葉月ホールハウスが、現代詩のための場としても育ちゆく予感に満ちた一年でした。

みなさま、どうもありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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by hazukihallhouse | 2011-01-08 14:52 | *2011年のごあいさつ