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2017②ギタリスト・石川征樹さんと三人の演奏家たち[陶と音]演奏会、終了しました!

待っていたギタリストの石川征樹さんが昨年に引き続き金沢から来てくださいました。
同じく金沢の陶作家・中嶋寿子さんがこの日のために制作した鳥や燭台が伴走しています。
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演奏会は、金沢の歌姫・小杉奈緒さんとの[空のさき]からスタート。
母になって四ヶ月という小杉さんの慈愛に満ちた唄声は、太古につらなるような大らかさで、
支える石川さんのギターと深く結ばれ、多くのお客さまの目に感涙が。
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飛び入りで弾いてくださったのはピアニストの佐野観さん。
佐野さんは小杉さんとも石川さんとも共演多数、作曲多数、同じく金沢出身の音楽家です。
正面には中嶋さんの陶板。洞窟のなかで響き合うような三人の音楽。天窓の向こうには夏の空。
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演奏会すべての企画立案は石川征樹さんの奥さま、石川藍さんにおまかせしました。
左に座って藍さんを見守るのが、陶作家の中嶋寿子さんです。
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石川藍さんは、親しい仲間が懸命に創作するそれぞれの個性を動と静の二日に分け、
征樹さんのギターが異なる場面ごとに次々に弾き出されるよう、見事なプログラムを作ってくださいました。
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動の魅力をたっぷり聞かせてくださったのが津軽三味線の小野越郎さん。
昨年飛び入り演奏してくださり気迫の演奏力に驚嘆しました。
またぜひ来ていただきたかった演奏家です。
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小野さんを迎えての2つ目の演奏会は[土のなか]。
二人の超絶演奏家がそれぞれのオリジナルと即興デュオで迫ってきました。
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高め合い、奇蹟のように調和する二人の音楽。
丁々発止の掛け合いに客席もひとつになって拍手喝采!
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明くる日は打って変わって静の音楽。音そのものの響きの世界でした。
同じく金沢出身の創作打楽器奏者・松本一哉さんを迎えての[水のそこ]。
ギターも含めて即興音が満ちては引く、そんな神秘的な時空間を共有しました。
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松本さんの打楽器の多彩さに、終演後のお客さまは興味津々。丁寧に説明する松本さん。
水琴窟のような音が生まれていたのは手前の半球型の楽器「波紋音」でした。
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そして最後は石川さんのギターソロ[時のはて]。
日が沈み、中嶋さんの燭台にふたたび和ろうそくが灯りました。
石川さんは今度はこの位置。私たちは公園を背にしてそのギターに聴き入りました。
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石川さんとギターとは、何かもうすでに一体になっていて、
石川さんの身体の奥から、石川さんだけがもつ、純粋で自由で切ない音が湧き出てくるようでした。
このままずっと聴いていたいような夕べでしたが、
「飛び立つ鳥」という石川さんの名曲で、二日間の音楽会はぶじに幕を閉じました。
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二枚の写真を最後に。
15日の夜。最前列中央左に小野越郎さん。その右後ろに石川征樹さん、左後ろに中嶋寿子さん。
最後列右はじは葉月ホールハウスおなじみの平面作家・戸次祥子さん。
すべては戸次さんと石川征樹さんの出会いから始まりました。
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16日の夜。最後列で中嶋さんの鳥を噛む(?)のは松本一哉さん。
ご常連や演奏家、作家さんたちのお顔も見えます。
みなさま、お客さま、すばらしい二日間を、ありがとうございました!
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by hazukihallhouse | 2017-07-20 16:50 | *音楽会のごあんない
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