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望月通陽さんのギャラリートークと谷川賢作さんのギャラリーコンサートぶじ終了しました!

望月通陽さんの古典新訳文庫原画展フィナーレの夜となりました!
感動的な聖夜となった余韻のなか、残ったみなさんで最後の一枚。
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前列右はじに望月通陽さん、後ろが克都葉夫人。ゲストに作曲家&ピアニストの谷川賢作さん(前列中央)。
賢作さんが持っているのは、望月さんが即興で描いてくださったペン画です。

望月さんは、こんなふうに、奥のすみっこの階段で、賢作さんのピアノを耳に、ペンを手に…、
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あっというまに、この世にひとつの、線描を生みだしてしまうのでした。
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今年も旅から旅の演奏活動を精力的にこなされた賢作さんは本日が2011年最後のライブ。
お入りになるや音出しに集中されました。そのころ望月さんは善福寺公園の森をたゆたっておられたもようです。

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望月さんの絵にひそむ音楽を誘うように、暮れゆくイブの夜、賢作さんのピアノソロが響きはじめます。
お客さまにお好きな絵を選んでいただいての即興演奏も、抜群のセンスと完成度で会場を魅了。
ピアノの弦を直接かき鳴らす奏法あり、せつないバラードあり、うっとり酔いしれていたところ…、
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旧知の仲の望月さん×賢作さん、とはいえ、「罪です!」「罰です!」の漫才コンビ(?)を
にわか結成してくださるとは思いもよらないことでした!
手に汗にぎるアドリブの掛け合いに、左右いっぱいのお客さまも拍手喝采となりました。
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かつての自分に会いたくて僕は仕事をしているように思います。
賢作さんに問われて答えた望月さんのしずかなひとことも忘れられません。
サイン会では染め絵額の裏いっぱいにマジックでこうした絵を描いてくださった望月さん。
お買い上げくださった二人の女性の、或る日かつての原風景が、望月さんには見えてしまっているかのような。
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前日には、光文社の文芸局長、駒井稔さんの司会進行で、[古典の森の物語]と題したトークが行われました。
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古典新訳文庫カバー画が5年にわたって140冊生み出されるまでの、画家と編集者の真剣勝負の物語です。
重い扉を押しあけて、読む。カフカも読む。手が寄り添う。イメージと手をつなぐ。絵が生まれる。
駒井さん(中央)、初代担当編集者の堀内さん(右)、現在の担当編集者の中町さん(下の写真の立ち姿)、
三人の熱いプロフェッショナルたちと篤実な書簡を交わしながら、古典の森をひとり分け入ってこられた望月さん、
その道のりの深遠さに胸打たれます。
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この日のトークのもようは1月にYouTube[古典新訳文庫チャンネル]で公開予定です!
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古典新訳文庫に次々にサインをなさる望月さんが、
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画文集『道に降りた散歩家』にはこーんな絵を描いてくださった!と齋藤槙さんが見せてくれました。
なんてなんて愛らしい…!
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最後に残った若い熱心な読者のみなさんと編集者のみなさんとで、望月さんを囲んだ記念の1枚を撮りました。
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左はじはデザイナーの木佐塔一郎さん。
望月さんと二人三脚で、すべての古典新訳文庫のカバーデザインを手がけていらっしゃいます。
本展のパンフレットも木佐さんがこころよくお引き受けくださって実現しました。
みなさま、ほんとうにありがとうございました。
一生懸命お手伝いしてくださった成合さん、槙さん、五十嵐さん、榊原さん、典さんも、郁子さんも、ありがとう!
きびしい1年が暮れようとしています。どうかよいお年をお迎えください!
by hazukihallhouse | 2011-12-30 21:26 | *展覧会のごあんない
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