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望月通陽さんの型染めたち

にんげんの、
動物の、木や花の、いとなみのかたち。
それらを切り抜いた型紙を、絹麻の布にかぶせて糊をあて、
そうしてから染めています。ざくろや山桃など、自然の素材で。
染めずに残した生地のかたちは、慈愛に満ちたカーヴとなって、こんなにも美しい一枚の絵に。
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これらは型染めと呼ばれる染色技法で、望月さんの創作のみなもとにあるもの。
ならば望月さんの世界に流れる時間のみなもとはいったいどこにあるのでしょう。
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本の帯につづられた、この文章が教えてくれました。
望月通陽作品集『円周の羊』(新潮社)によせた、望月さんご自身によるあとがき「遠くからの手」のなかの一文です。
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望月さんの文章もまた、時を超えた一篇の詩のような、深い味わい。
画文集『道に降りた散歩家』(偕成社)ではボローニア国際児童図書展・特別賞(2001)を受賞されています。
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ベルギーの古都ブルッヘを歩いた日々の記憶と風景を、染め絵と手描きの散文で。
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筑摩書房の『方舟に積むものは』も人気で、今期で完売してしまいました。
その他の本と、型染めや筒描きの染め絵作品は販売しております。
11月28日29日(月・火)はお休みとさせていただき、30日の水曜日正午からまた1期を始めます。
12月3日土曜日まで。12月10日からは展示を変えて2期を始めます。またご案内申し上げます。
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by hazukihallhouse | 2011-11-29 10:35 | *展覧会のごあんない
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