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望月通陽さんの光文社古典新訳文庫原画展が始まっています。

ちいさな入口で、
望月通陽さんが染めてくださったタペストリーでお迎えしています。
アルファベットをおなかいっぱいに呑み込んで、
HAZUKI HALL HOUSE を守ってくれているこの人は誰でしょう?
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サン=テグジュぺリの星の王子さまに、
「大切なものは目には見えないんだよ」と教えたキツネとその言葉が仏語で染め抜かれたタペストリー(奥中央)は、
お買い上げ先が決まりました。キツネはザクロで染められています。
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『星の王子さま』は野崎歓さんの新訳を得て、光文社古典新訳文庫では『ちいさな王子』になりました。
望月さんの手になる王子さまは、割り箸と墨汁で、こんなふうに愛らしく描かれています。
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こちらが原画(左上)。
時計回りに、同じくサン=テグジュぺリの『夜間飛行』、コレット『青い麦』、ジュネ『花のノートルダム』の原画です。
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5年前、[ いま、息をしている言葉で ] のキャッチフレーズのもと、
『カラマーゾフの兄弟』が亀山郁夫さんの新訳でこの絵とともに発表された時は目をみはりました。
ミーチャ、イワン、アリョーシャの三人兄弟が、たった一本の線をつらねて、
こんなにも生き生きと、ちいさな表紙いっぱいに躍動していたのです。
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古典新訳文庫既刊のすべてと、その原画を並べました。壮観です。
中央のオブジェは望月さんの鋳造ガラスによる作品。
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初日には望月さん(左)と光文社のみなさんもやってきてくださいました。
あくる日には、集英社エクラ編集部の榊原宏通さんが取材に見えて、
とてもていねいなレポート記事をさっそくWEBページにのせてくださいました。ありがとうございます!
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by hazukihallhouse | 2011-11-23 20:49 | *展覧会のごあんない
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