<< 「ヌエの会」のみなさまによる展... 川岸富士男さん~「四季の草花譜... >>

旅するスケッチ~さくましんいちろうさんの水彩画展~のご報告(2010・9・1~9・6)

さくましんいちろうさんの、水彩画展が、ぶじ終了しました。
奥さまの、さくまゆかさんを中央に囲んで、
最終日に集まったお仲間のみなさんで、記念写真を撮りました。
大学時代、美術部をとおして
さくましんいちろうさんと親しくなられたというみなさんは、
デザイン、陶芸、建築、文学…と、それぞれの世界でご活躍中です。

e0151902_163745100.jpg

ちいさなお客さまも見えました。

e0151902_16381264.jpg

もっと小さなお客さまも、お母さんに抱っこされて。

e0151902_16383652.jpg

さくましんいちろうさんは、
ポルシェセンター京都のグリーティングカードも手掛けていらっしゃいました。
さくまさんには大変お世話になったんです、と、ポルシェセンター京都の社長さんが、
原画(右上)とお花を贈ってくださいました。

e0151902_1639512.jpg

会期中の、とても暑い、ある一日、
夕方からの、さくましんいちろうさんの、しのぶ会を、めざして、
芸大院時代の恩師の先生をはじめ、
60人もの方々が、葉月ホールハウスにお集まりになりました。
会場は大変な熱気です。汗だくです。
なかなか空調がいきわたらず、申し訳ない気持ちでいっぱいで、
奥さまのさくまゆかさんにお詫びを申し上げました。するとゆかさんは、
しんいちろうさんが新潟生まれにもかかわらず、暑さにはとてもお強かったことを、
繰り返しおっしゃってくださいました。そして、冷えるよりはずっといいです、とも。
ゆかさん、ありがとうございました。
天窓をあけて夜風を入れると、しんいちろうさんの絵が、ゆらゆら揺れて、
見守っています、と合図をくださっているようでした。

一夜あけて、しずかな朝の風景です(下)。
天窓の下で揺れていた作品は、「東寺弘法市」。
古来の建築物と現代の人々との交わりが描かれた、
やわらかな、あたたかい、水彩画です。

e0151902_10441286.jpg

駅からは少し遠い不便はありながら、
独特のぬくもりを生み出すひかり感と空気感を持つ葉月ホールハウス。
「建築家でもあったさくまなら、この雰囲気をきっと気に入ってくれるはず」、
そんなご友人たちの気持ちがみのって、今回の展示が実現しました。
さくましんいちろうさんが旅立たれて4カ月あまり。
まだ追悼展とは名づけられない、展覧会の始まりでした。
以下からの写真は、ご友人のひとりでもある、写真家の當麻妙さんが撮ってくださいました。

e0151902_1333326.jpg

道ゆくひとたちも足を止めて、繊細な水彩画に見入っていかれます。

e0151902_13335361.jpg

ロビーでは、招きねこ、がお出迎え。

e0151902_1334848.jpg

愛した京都のまちなみに、建築家としての観察眼と、優しい思いをそそがれた、さくまさん。

e0151902_13344149.jpg

雪の金閣寺も、さくまさんに描かれると、あたたかそう。

e0151902_150149.jpg


春夏秋冬をへめぐる祗園六景には、ちいさな猫の愛らしい姿が、かならずどこかに。
さくまさんの水彩画は、絵はがきとなって、これからもたくさんの人に受け継がれてゆきます。
さくまさん、ありがとうございました。

e0151902_13345938.jpg
by hazukihallhouse | 2010-09-28 16:57 | *展覧会のごあんない
<< 「ヌエの会」のみなさまによる展... 川岸富士男さん~「四季の草花譜... >>